外資系のリスクとチャンス

外資系企業のインセンティブ


外資系企業の報酬や報酬体系に関して良く聞く
インセンティブ
この記事を読むことによって
インセンティブとボーナスの違い
外資系の報酬の考え方がわかるようになります

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外資系企業のインセンティブとボーナスの違い


「Incentive」聞きなれない言葉ですね。WiKi によると、、、ちょっと難しい英文説明がありますが、モチベーション(動機)になる褒美(Reward)とあります。

ここで気になるのが、一般の日本企業における「ボーナス」と何が違うの?という点です。「ボーナス」と「インセンティブ」は何が異なるのでしょうか?

先ほどのWiKiの定義に戻ると分かりやすいと思います。「モチベーション」になるか? もちろん日本企業のボーナスをモチベーションにして仕事をしていると思いますが、ここでポイントとなるのが「インセンティブ」の報酬(Reward: 褒美)が貰えるのか?貰えないのか?という条件部分です。

これがほとんど条件なしに貰えるとしたらどうでしょう?「モチベーション」と言えるでしょうか?実はここに大きな違いが存在します。日本のボーナスは(全ての会社とは言えませんが)月給 x ○倍(○ヶ月分)の様に定義されています。

自動車メーカーや電気労連などは、賞与4.5ヶ月などと経営側と交渉しているあれです。景気によって増減はあるものの労使で合意した○ヶ月分のボーナスが支払われるということです。

これはつまり、貴方の年収は 月収 x (12 + ○)の合計になるということですね。先程の4.5ヶ月の例で言えば、貴方の年収は月収 x 16.5 ヶ月になります。

実はこの年収に相当する外資系企業の報酬は、「Annual Salary」になります。良く外資系では「年報制」という言葉が聞かれますが、まさにこれで貴方の保証されている年収ということになります。

外資系企業への転職活動をしている人が、交渉中の外資系企業から「オファーレター」を受け取った時に、「Auunal Salary」が貴方の今の企業から支給される年収(月収 x 12 + ボーナス)相当(もしくはそれよりも高い金額)であることがあります。

是非うちに来てもらいたい!と思う外資系企業からすれば、候補者が現在もらっている年収より高い金額でオファーするのが通常だからです。もしその提案の中に不確定要素を含むもの、例えば当人のパフォーマンスや景気に大きく作用されるものが含まれていた場合、貴方はどう思うのでしょうか? 外資系企業からの提案がたとえ貴方の今の年収より高い金額でも躊躇してしまうかもしれませんね。

さて「インセンティブ」ですが、「動機になる褒美」ですので外資系企業の側からすると、与えられたゴールその他のKPIを達成した際の「褒美」となります。

つまり、前述の年収(Annual Salary)に加えて、KPI(パフォーマンス)の結果によって追加で与えられる褒美なのです。「よし、頑張ろう!」というモチベーションになりますよね?

外資系企業への転職を検討している貴方、貴方の日系企業における年収はすでに「Annual Salary」で保証されています。さらに頑張れば、パフォーマンスに応じて「インセンティブ」が追加で支払われますよ!ということなのです。

この「インセンティブ」が年間数百万だとしたら貴方は頑張ろうと思いませんか? このインセンティブが外資系の魅力の1つであることは疑い用がありません。

皆さん、ぜひ外資系企業への転職を検討してみてください。まずは外資系に強い転職エージェントに登録して見るだけでも良いと思います。登録すると貴方のプロフィールに基づいた外資系企業の案件が続々連絡されてきますよ。是非Annual SalaryとIncentive の扱いについて確認してみてください!

外資系企業におけるインセンティブの重要性

「インセンティブ」については理解いただけたと思います。本サイトの年収アップの方法について書いている以下の記事では「インセンティブ」を「ボーナス」と記載しているので注意して下さい(初めて読む方にはその方が分かりやすいと思ったのと、最初に書いた記事というのもあります 汗!)

ここでは外資系企業における「インセンティブ」の重要性について述べてみたいと思います。貴方が外資系企業で力を奮い、年収をどんどんアップさせる為に大変重要なので事なので是非理解をしていただけばと思います。

日本企業における月収+ボーナスの合計金額を「Annual Salary」として担保されているからといって、手を抜いてしまう様な人はこのサイトを訪れている方にはいないと思いますが、もしその様な方がいるとしたら残念な事です。

或いは、その様な方にはリスクが存在すると言わなければなりません。「Annual Salary」にも「Base Up」というものがあり、毎年徐々に増えてゆきます。パフォーマンスが出ない方は「Base Up」が少ない(または無い)ですし、それよりも雇用を維持してもらうという基本的な観点でリスクとなります。

パフォーマンスがでない社員は、常にクビになるリスクがあるのが外資系です(外資系転職でクビになるリスク 記事を参照)ですので、「インセンティブ」という人参めがけて全速力で走りましょう!(良い比喩ではないかもしれませんが)

外資系企業で年収を大幅にアップする為の手段は、今回の「インセンティブ」と「ストックオプション」の額を増やすことに尽きます。

「インセンティブ」は当該年度のパフォーマンスに関するご褒美、「ストックオプション」は会社にとって中長期に必要な人材に与えられるご褒美、なので基本的に「インセンティブ」で高い報酬を得られる人材には「ストックオプション」でも高い報酬を得られる場合が多いです(稀にそうでないケースも無いこと無いです:例えば当該製品や技術を数年先に売却することが予め決まっている等々の理由です)

私の経験では「インセンティブ」が少なく「ストックオプション」が多いという人はあまり見たことがありません。まずは目先(今年)の「インセンティブ」を目指してKPI(ゴール)に向けて全力投球する、これこそが最も重要です。

外資系では、「インセンティブ」という人参がぶら下がっており、人参を食べ続けることによって、その年だけではなく貴方の将来も年収アップという形で素敵なものにしてくれるのです!

是非、外資系企業への転職を検討して見てください。まずは外資系に強いエージェントへの登録だけでも良いと思います(その後、私のサイトをゆっくり読んでみましょう) ちなみに、登録するという簡単な作業でもやらない人が95%です。貴方は是非残りの5%になって下さい!

外資系企業のインセンティブ まとめ

外資系企業における「ボーナス」と「インセンティブ」の違いについてご理解いただけたでしょうか?

外資系企業において「インセンティブ」とは血液です。社員のモチベーションを高め個々の目標を達成してもらう、それが会社全体の売り上げ増大、利益確保につながり、長期的には会社の成長のエンジンになるのです。

人間も血流が滞ると健康に害を及ぼします。外資系企業でも同様です。滞った血流の人はクビになる可能性が高いですし(放っておくと大きな病気になるので)、アドレナリンを放出する(インセンティブの高い)方は中長期的に健康を維持し、会社を発展させてゆくドライバーとなるのです。

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