衛星通信 伸びると予想される業界・分野について

Apple/iPhoneの衛星(SOS)通信サービス

スマホと衛星の直接通信サービスを語る上でやはり最初の話題となるのはApple/iPhoneでしょう。Appleからのアナウンスでは、iPhone14以降で利用可能だとされています。またアクティベーション後2年間は無料との記載も。電話(携帯電話ネットワーク)やWiFiネットワークの無いところでも、空が開けており地平線がはっきりとみはらせる屋外がサービスを享受できる(衛星からの電波を捉えやすい)との事。

使い方ですが緊急通報サービスとして登録したところに電話をかけてみます。つながらない場合に衛星通信の緊急SMS(テキスト)の接続サービスに画面のUI(ユーザーインターフェース)が以降するようです(詳細はアップルのHPへ)いざというときに慌てないように一度接続テストをしておくことを推奨します。上記HPにはこの衛星通信緊急テキストのサービス対象国、非対象国(エリア)なども記載されているので海外へ行かれる方はチェックしておいてください。

さてこのApple/iPhoneの衛星通信ですが、Appleが衛星通信を実現するために提携したのがGlobalStarです。GlobalStarは世界120か国以上の国で必要な官庁の許可、認可、免許を取得して衛星通信サービスを実施している会社であり、そういった意味でSpace-XやAST SpaceMobile などに比べて長い運用実績があると言えるでしょう。米国、欧州、オーストラリア、そして南米、アジアの一部地域で接続サービスを提供しており、これをどう捉えるかはユーザー次第かと思います。Apple/iPhoneが世界的なヒットになり世界中のユーザーに対する衛星SOSサービスを提供するには(少なくとも今は)GlobalStarが適切な衛星ネットワークとの判断であったのでしょう(筆者推測)

Globalstarは地上約1440Kmの高度に32機の低軌道周回衛星(LEO)を打ち上げ、独自の衛星コンステレーションを構築しています。 現在、地表の85%をカバーしており、122カ国で利用が可能との事。やはり低軌道衛星(LEO) ですね、スマホとの直接通信は。周波数はLバンド(1.5-1.6GHzあたり)とSバンド(2.4GHz) を使用しており、これらはまさに既存のスマホが使用しているバンド帯です。技術的には特殊な周波数でもスマホ側で対応は可能ですが、特殊なデバイスを搭載することはコストアップにも直結するし、スマホのRF(無線周波数)は多くの周波数を処理しているので、複数の周波数をまとめて処理するフィルターやアンプその他諸々があり、それらを考慮した上で追加機能を考えないといけないのです。。。(技術的に可能でも、すぐに搭載できる訳ではないという事 ← ここ大事)

超お勧め!

JAC Recruitment 1

おすすめの外資系に強い転職エージェントを知りたい方向け。 外資系企業に転職しようと心を決めてエージェントを探そうとしても沢山あってよく分からないという方は多いと思います。 そこで外資系企業に転職して年 ...

2

年収2000万円以上のハイクラスのサラリーマンは、ゴルフで人間関係を構築している人も多いと思います。 そんなゴルファーで悩ましいのが『ゴルフ保険』に入るかどうか?です。生命保険や自動車保険と比較すると ...

-衛星通信, 伸びると予想される業界・分野について
-, , , ,

© 2024 外資系に転職して年収2000万円を実現しよう! Powered by STINGER