外資系転職の心構え

外資系転職で失敗するケース 後悔しない為に代表例を理解しよう

高給を貰えしがらみの無い環境で仕事が出来る!
そんな魅力に憧れて入った外資系でも
思うように活躍出来ずに失敗するケースがあります。
この記事はそんな事例を予め理解をし
外資系転職で失敗・後悔しない為に
貴方の理解を深めるものです。

外資系転職で失敗・後悔するケース 初めての外資系転職

日系企業から初めての外資系企業への転職で失敗して後悔しない為には、まずは自分が外資系企業に向いているかの自己確認が必要です。「外資系企業に転職するか悩んでいる人の為のチェックリスト」の記事を参考にして下さい。

このチェックリストで「自分は大丈夫だ」と思った人でも失敗して後悔するケースがあります。以下で例を見てゆきましょう。

自己の能力を余りにも過信してしまったケース

チェックリストにありましたが、外資系に合う人というのは、主に以下の様な考え方を持っている人です。

  • 成果に見合った報酬が与えられるべきである(成果の出せない人には報酬は与えられるべきではない)
  • 自分一人でも仕事を回して行けると考えている(指示待ちの人間ではない)
  • 自分の意見をきちんと述べる事が出来る
  • 常に自ら責任を取るつもりで判断・行動している

一番良い方法は、既に外資系企業に転職して働いている人(且つ貴方を良く知っっている人であればベストです)に、貴方の外資系への適合性(外資系企業でやってゆけるか?)について素直な意見を聞いてみる事です。

特に初めて外資系企業に転職する方は、上述の様に客観的な判断をしてくれる友人や知り合いがいないのが通常だと思います。まずここにリスクがあります。貴方のその自己分析は客観的なものでしょうか?外資系への転職で失敗して後悔しない為にも、ここは冷静に自己分析と周囲環境の確認をしましょう!

もし今の周りの環境が自己の能力を判断する上で適切でない場合は?自分が出来ると思っているだけで、他の人が余りにもやる気の無い人だらけだったら??

或いは自分一人だけで達成していると自己認識している事が本当にそうなのか?を冷静に分析してみましょう。きっと何処かで誰かが貴方の仕事をバックアップしていませんか?

外資系企業では何年にも渡ってハイパフォーマンスを出し続けているツワモノが昇進し、営業やビジネス開発・マーケッティングといったチームをリードしています。彼から見れば貴方の実力がどの程度なのかは1ヶ月もすれば直ぐに分かってしまうでしょう。

変化に対応出来ず、他人依存で自己ドライブ出来ないケース

初めて外資系企業に転職される方にアドバイスする最も重要な事を1つ上げてください、と問われるなら私は迷わず「自己(自分)ドライブである事」と言います。

「自己(セルフ)ドライブ」とは、他人の指示待ちではなく、自分自身で考えアクションをしてゆく、という意味です。外資系では「考えること」そのものが「仕事」の重要な一部なのです。

日系企業で「自分は仕事が出来る逸材だ」と思っていても、実は貴方の行動を後押ししている戦略は上司その他が考えていたりいませんか? 貴方は与えられた方向性に従って仕事をしているだけという訳ではありませんか?

外資系企業では「変化」に対してもFlexible(フレキシブル:柔軟)に対応してゆく必要があります。この「フレキシブル」というのは、自分自身が「変化」することも含みます。「変化を恐れていては外資系での成功はありません

自分に過剰な?自信がある事が「変化を妨げている」パターンがあります。直感的に「変化を恐れている」とも言えるかもしれません。「変化する」ことは「考える」事を必要とします。

本社( BU)の指示で担当がころっと変わったり、その為に新しい分野の勉強も必要になります。変化を恐れる人間はここでまず脱落します。過去の成功体験に縛られている場合も同様です。「変化」を「チャンス」と捉え、自分の知らなかった世界 = 学習して成長できる機会 と捉え、自分で考え試行錯誤の上で行動してゆく事こそ外資系の醍醐味であり、貴方自身を成長させるドライバーとなるのです。

変化について行けないパターンは、外資系に転職後直ぐに現れない場合もあります。ある程度活躍し、その後の大きな変化について行けず(というか、ついて行かず)失敗・後悔するパターンです。

外資系転職で失敗・後悔するケース 2回目以降の外資系転職

良くも悪くも転職先のチーム・人と合わない

極論すればこのケースが最も多いのではないでしょうか? 外資系企業では何年にも渡ってハイパフォーマンスを出している人が中心になってチームを引きいており、良くも悪くもそういった会社の中心にいるメンバーとの関わり合いが非常に重要です。

これは何もその中心メンバーに迎合せよ!と言っている訳ではありません。逆の立場で考えてみると分かり易いと思います。新しいメンバーが入り期待されることは、まずは仕事がちゃんと出来ること、次がチームとして機能することです。

良くも悪くも外資系とは癖のあるツワモノが集まるハイパフォーマンス集団です。きっと貴方もそのような自信を携えて転職してきたのだと思います。個性と個性がぶつかり合う訳ですから、多少なりとも軋轢がない訳ではありません。

ただ、それまで長きに渡って会社に貢献し実質的なビジネスを回してきた中心メンバーに、貴方が直ぐに取って代われる訳などありません。

そんな時に良くあるパターンが、本社側のBUに取り入り(味方をつけて)Politics(ポリティクス:政治)を使って状況打破することです。これで一時的には自分に利があるように見えても、そこは百戦錬磨の中心チームです。さらに上手のあの手この手を使って貴方をわきっちょに追い込むことでしょう。

ここまで来ると生き方の問題になりますが、まずはPoliticsなど関せず、仕事で中心メンバーに深く関わり、入り込んで下さい。話はその後です。ここまで出来ずに、普通のパフォーマーのままでいる人、ローパフォーマーで中心チームからNG判定を食う人、仕事は出来るけれども中心チームからNGを食い、結局辞めざるを得ない人、、、諸々に別れて行きます。

貴方も転職先の動き方で失敗・後悔しないように行動して下さい!

買収された会社にいて合併後相手先との仕事のレベルが異なる

次のパターンも意外と発生しているケースかと思います。外資系企業の買収合戦は珍しいことではありません。競合他社を買収し、良い部分だけを統合して不要な部分は切り捨てる、そう、外資系企業はそういった部分は大変ドライです。

自分の分野が買収先の企業で不要なものであれば、潔く転職を考えましょう。ただ、これはあくまで貴方自身がその分野に拘る場合ですが(外資系企業の買収後数年経つとリストラの話は良くあります。そこでパッケージの提示があるかもしれません。詳しく、「外資系転職とパッケージ」の記事を参考にして下さい)。

買収元の企業で働くことにValue(価値)を感じる場合は是非頑張りましょう!新しい分野はチャレンジですが、勉強をし自己成長するチャンスです。貴方自身が変われれば、転職先(買収元の会社)でもきっとやって行けるでしょう。

少し考慮が必要なのは、ガチで競合分野を担当していた人です。ここで邪魔をするのが「プライド」です。買収元の会社で同じ分野を扱ってメンバーとの間で少なからず軋轢が生まれます。

悪いことは言いません、そんなプライドはこの際捨ててしまいましょう。貴方の会社は買収されたのです!その事実をまずは冷静に理解をしないといけません。(買収元の)「君んところが俺らの製品・技術が欲しいから買収したんだろ!」などと大見得を切っても意味がありません。

こちらも相手の立場になってみると良く分かります。買収された会社の製品担当が、俺のが!俺のが!みたいな動きをしたらどう感じるでしょうか? また生き方の問題になりますが、私であればまずは仕事で力を見せる(魅せる)ことに集中します。

買収元の会社は、有能な人材は欲しいと思うはずです。変なプライドは捨て、貴方の実力を是非新しい会社の為に発揮する、その方向だけに目を向けてください。

これが出来ずに失敗・後悔する人は意外と多いはずです。是非相当する状況にいる方は気を付けて下さい。

外資系転職で失敗・後悔しない為に、外資系に強いエージェントで十分に相談しましょう

外資系企業で働いている人は、転職の意思が当面ない場合であっても外資系のエージェントに登録をしています。自分の市場価値を判断する良い機械にもなり、ましてや「この転職は失敗だったかな?」「ちょっと後悔?」などと感じるようになったら、直ぐに外資系に強い以下のエージェントに登録をオススメします!

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