外資系転職なまブログ

外資系企業の、あるある


ということで外資系の生活が始まったのですが、今回は外資系企業の「あるある」について実際に外資系企業で働いてみて「本当に、あるあるだ!」と思ったことについて書いてみたいと思います。

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外資系のあるある、カタカタ多用


これは本当によくあるので1番にあげさせていただきました。

普段から電話やメール等でも英語を多用している外資系。相手が日本人でも普通に英単語(つまりカタカナ)が出てきます。

例えばこんな会話、、、

  • それって、ちゃんとエビデンスあるぅ?
  • これを言うと、コンプロマイズに聞こえるかもしれませんが、客先のフォルトです。
  • いやいや、そこをちゃんとコンファームするのが君の仕事でしょ!

そんなこと普通に日本語でいいじゃん!と思うかもしれませんが、外資系では普段から英語を使っているので、どうしても出ちゃうのです。

ちなみに日本語に訳すと、、、

  • それって、ちゃんと証拠あるぅ?
  • これを言うと、言い訳に聞こえるかもしれませんが、客先の間違いです。
  • いやいや、そこをちゃんと確認するのが君の仕事でしょう!

決して格好つけている訳ではないんです、本当に普通に出てしまうんです。外資系に転職したての頃は周りの友人からよく「出たぁ、ルー大柴だ!」なんて言われたことを思い出します。(笑)

カタカナが多発するは本当に外資系の「あるある」です。

外資系のあるある、休暇が長い(特に外人)

世界の中でも日本は特に国民の祝日が多いそうなんですが、祭日をくっつけて年次休暇を取得しても2−3週間のバケーションを取る人はあまりいないイメージです。

ちなみに祝日の多い国をあげてゆくと、、、

  • 日本(17日)
  • 香港(13日)
  • シンガポール(11日)
  • オーストラリア(10日)
  • アメリカ(10日)
  • 韓国(10日)
  • フランス(9日)
  • スペイン(9日)
  • ブラジル(8日)
  • イタリア(7日)

なんですが、これらに加えて有給休暇数はどうかと言うと、、、

  • フランス(30日)
  • スペイン(30日)
  • ブラジル(30日)
  • イタリア(28日)
  • オーストリア(25日)
  • インド(20日)
  • 日本(20日)
  • 米国(19日)
  • シンガポール(16日)
  • 香港(14.3日)

となっており、合計すると日本だけが極端に休みの方が多いという訳でもなさそうです。

実は、休みの消化率が断然違うんですね。フランス、スペイン、イタリア、ブラジルなどのラテン系の国々では有給休暇の消化率がほぼ100%なのに対して、日本では50%程度にとどまっています。

バケーションシーズンになると2−3週間不在になるのは当たり前。そしてその人に関連する仕事がストップしてしまいます。日系企業だと違和感があるかもしれませんが、外資系では当たり前で「xxx が不在だから、戻ってきたら〜」みたいなことは頻繁にあります。

オンとオフをきっちり分けるのが外資系ですので、オンの時はガンガン仕事をしてオフの際にはメールは見ない!って言いたいところですが、日本人はオフでもメールチェックしちゃったりするんです(涙)

「あいつまた休み?」と思うことが多いのは、外国企業の場合、病気で休む場合は傷病休暇となり有給休暇を当て込む必要がないことも理由の一つかもしれません。

バケーションが長い、休みが多いのも外資系の「あるある」です。

外資系のあるある、時間に融通が効きリモートワークも多い

令和2年の3−5月現在は、コロナ(Covid-19)による自宅待機要請もあり、多くの企業がリモートワーク(テレワーク)を実施しています。

外資系企業では、もともと「仕事はどこでも出来る」イメージがあり、本人の裁量に任せされている部分が多いです。ちゃんと成果を出していれば問題ないという事ですね。

今はパソコンもネットに接続し、スマホでも多くの仕事が出来ます。なので、どこにもいても仕事が出来ると言う訳ですね。

朝早く起きて仕事をし、子供の面倒(ご飯や送迎など)を見てからオフィスに出社する。帰りも比較的早く、再び子供の面倒を見てから夜に仕事をする、、、と言うことも「あるある」です。

時間や場所にとらわれないで仕事が出来る、そういったフレキシビリティー(やっぱりカタカナ!)があるからこそ、外資系での仕事を希望する方もいるようです。

外資系のあるある、女性の活躍

女性の役員や役職が高い人が多いにも外資系の特徴です。

世界で女性の役員比率を見てゆくと、北欧三国(スウェーデン、フィンランド、ノルウェー)、デンマーク、オランダ、ドイツ、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、、、 続く

日本は40−50位くらいです。私の経験では、本社は特に女性が多いです。考えてみれば当然で、男女で差はないのですから本来50 vs 50 (フィフティー・フィフティー)であるべきなのかもしれません。

歴史的に男性が外で狩をして、、、(そこまで遡ると大変ですが)から継続して男性社会であったこともあり、最近では意図的にダイバーシティーを効かして女性の幹部登用を進めよう!という動きすらあります。

女性の活躍も、外資系の「あるある」です。

外資系のあるある、ワーキング・ランチ

これ、本当好きですね、外人さんは。

おそらく忙しい幹部なんかは時間が無いというのが理由だと思いますが、ランチを取りながらプレゼンテーションを続けるとか、ランチを取りながらディスカッションするのは極々普通です。

最初の頃は慣れなくて仕事に気を遣うあまり、食事をまともに取れないことがありましたが、今では仕事も食事もそつなく進めさせていただいております!(笑)

費用は当然会社持ちですし、ミーティングルームにランチボックスを用意したり、レストランの場合は仕事の話をするのである程度はちゃんとした場所(席)ですから、楽しまないと損ですねー。

ランチでなく朝食(ブレックファースト)の場合もあります。日本に本社の幹部が来た時などに多いです。例えば、夜遅めのフライトで到着後、翌日幹部が宿泊している(なので高級ホテル!)ホテルでブレックファースト・ミーティングをしながら、客先周りのブリーフィングをするとか。

いやぁー、めっきりカタカナが多くなって来ました(大汗) ってことで、ランチ・ミーティング、ブレックファースト・ミーティングも外資系の「あるある」です。

外資系のあるある、オフサイト・ミーティング

わざわざオフィスではない別のところ、よくあるのはリゾート(もしくはそれに類するリラックス出来る場所?)なんかに行って特別な議題に関するミーティングをすることです。

例えば、、、

  • 各国の拠点(リージョナル・オフィス)を集めたWorld Wide Sales Meeting
  • 中期計画を練る為のミーティング
  • 年度末の報告(と社員への感謝)と次年度計画の周知の為のミーティング
  • 純粋なOUTING (外に出て楽しむレクリエーション)

なんかがありますね。外人は良い意味でオン・オフの切り替えが得意ですが、オフサイト・ミーティングは逆に「重要なミーティング」だからこそ普段のオフィスで行うのではなくリラックスした特別な環境でやろう!ということなんでしょう。

これらのオフサイト・ミーティングは宿泊を伴うことがほとんどです。リゾートホテルその他に宿泊し、複数日に行う会議。海外から人が集まる場合など、ミーティング開始日の前夜にはレセプション・パーティーなどがあり友好を深める良い機会でもあります。

会期中にもディナーやバータイムなどはありますので、わざわざ前夜祭チックなことをしてくれなくてもいいのに〜と日本人的には思ってしまうのですが、会期が始まる前にリラックスしたムードを作り上げるのが目的なのかもしれません。

ただ、ミーティングの中身は重要で厳しい内容のことも多いです。。。 (大汗)  オフサイト・ミーティングも外資系の「あるある」です。

外資系のあるある、まとめ

外資系勤続年数20年の田中は、もうすっかり外資系の「あるある」に慣れてしまい、今では「それが普通」って思ってしまっています。

オン・オフの切り分けなどは日本では精神論で語られることも多そうですが、外国企業はある程度仕組み化をしてそれらを実現する(分ける)ことが多いようです。

今後も継続して外資系の「あるある」については随時アップしてゆきたいと思います。

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