外資系の年収

外資系転職 年収2000万円の世界


外資系企業ではどの位の年収を稼げるの?
外資系企業では日系企業よりも
高い年収を実現できるの?
と期待を膨らませる方も多いでしょう。
答えはYESです。
勿論、可能性論にはなりますが
日系企業よりは可能性大かと思います。
その可能性を追求するか否か?
それは貴方の決断です!

CONTENTS

まずは外資系転職 年収2000万円を目指せ!


外資系企業への転職に成功した皆様、おめでとうございます! 期待に胸を膨らませて出社、バリバリ働いてやるぞ!と意気込んで仕事をしていると、「あれっ?」って思うことも多々あるかと思います。

ここでは、私が外資系企業に転職し年収1000万円を実現後、各年収アップのステージで必要だと思う事について、まとめてみたいと思います。

今の自分がどのステージにいるのか? そして次のステージに上がるためには何が必要なのか?について少しでもヒントを掴んでいただければ嬉しく思います.

或いは、このページを外資系転職を検討している中で悩みながら見ている方もいらっしゃるかと思います。外資系転職へのリスクとチャンスについて冷静に分析してみてください。年収1000万円を実現後、転職先の外資系企業で頑張れば年収2000万円も決して夢ではありません!

これが日系企業であったらどうでしょうか? 年収1000万円をようやく実現した。その数年後に年収2000万円まで到達可能でしょうか? 不可能とは言いませんが、外資系企業の方が時間軸では短く実現できる可能性が高いと思います(チャンスがあるという意味です)

外資系転職 年収2000万円のイメージ

年収1000万円というと、毎月のお給料が60-70万円程度、ボーナスが年に200-300万程度です。そう計算してみると日系企業で頑張って稼いでいる方からは、あまり遠いゴールではない様にも思えます。

では、年収2000万円はどうでしょうか? 私が在籍していた日系電機メーカーでは、一昔前の社長の給料が年収2000万円と聞いたことがあります。今では俄かに信じられませんが真実は分かりません。

毎月のお給料が100万円(キリが良くて気持ちいい!)だとすると、ボーナスで年間800万円、毎月が120万円だとして、ボーナスが560万円という計算になります。

これは結構大変そうですね。月給が100万円だとしても手取りは60-70万になってしまいますが(日本という国は所得税と社会保険が高い!)、ボーナスが年間800万円というのは相当厳しいですよね?

また年収2000万円になると「確定申告」をしなければならなくなるので、源泉徴収額や、各種控除額、所得(給与でない)金額の計算、税金額の計算など、否が応でもお金の計算をしなければならなくなります。そして気づくでしょう。なんて日本は税金が高いんだ!

各種財テクや海外預貯金口座開設など、今まで気にもしていなかったことが気になりだすのも、年収2000万円を越えた頃からでしょうか?(海外預貯金口座開設の為の情報は別途ページを作成したいと思います)

しかし、以下で私がNoteに書いている内容はそんな財テクで年収を増やす手法論ではありません。あくまでサラリーマンとして会社から与えられる給与の合計としての年収、とその実現方法についてです。(結果として、財テクをやる方は多いと思いますが)

本サイトでは、外資系年収2000万円を実現するエッセンスをお伝えしています。更に具体的な戦略や行動の指針等については以下のNote(有料)にまとめてみました。過去の自分に振り返って教えてあげたい内容です!

外資系転職 年収2000万円への道(noteにて提供予定)

外資系転職 年収2000万円になると確定申告が必要です。

このブログを読まれている方で「確定申告」についてご存知でない方は少ないと思います。年収(株などの投資による利益やマンション等のの不動産資産からの利益、複数の企業から給与をもらっている方など、全部を合わせた収入が相当します)が2000万円を超えると「確定申告」が必要になります。

ここでは、サラリーマンが(とりあえず)1社からの給与等(ボーナスやストックオプション等を含む全ての報酬)の総支給額が2000万円を超える場合を考えてみたいと思います。

勿論、総支給額の2000万円が税金を計算する元になるわけではありません。サラリーマンにも「経費」に相当する「控除」が認められており、収入の額によって控除額が厳密に定めらています。

給与所得控除とは(国税庁のホームページ)

年収別の給与所得控除額(表)

上記表から年収2000万円以上のサラリーマンに適用される給与所得控除は、220万円となり、所得は1780万円になります(令和2年(つまり令和3年初に行う確定申告)からは、この給与所得控除額が更に減るので要注意です。サラリーマンには厳しい世の中です)

年収2000万年(所得1780万円)の方の手取りは、ここから社会保険(医療や年金)費用、住民税(都道府県税、市町村税)など公的に支払いが必要なものと、医療費控除、保険控除、基礎控除(38万円)、扶養控除(38万x人数)、配偶者特別控除などを全部引いた額から計算される「課税される所得金額(課税所得)」より算出されます(🔽 次項参照)。

(注:扶養控除などは年により額が異なる場合があるので注意が必要です。また年収により配偶者特別控除なども無くなります)

これらの複雑な計算は「確定申告」をしていないサラリーマンは驚くかもしれません。そのような方は実は会社が予め貴方の給料から毎月差し引いて徴収しているのです(源泉徴収と言います。聞いたことがある方も多いと思います)

源泉徴収の方は年末に近くなると、医療費控除や住宅取得控除などの資料提出を求められると思いますが、そららにより会社が源泉徴収により「取りすぎた税金」を還付する為の計算を行うという訳です。12月の給料がいつもより若干多くと喜ぶ方も多いと推測します。

外資系転職 年収2000万円の手取りはいくら程度?

次に年収2000万円(所得1780万円)の方の社会保険の金額を計算してみましょう。

社会保険は毎月会社から天引きされています。つまり月給を元に計算されます。地域によって金額が異なります。医療や年金を支える環境が地域毎に異なる事情だからでしょう。

平成31年度保険料額表(全国健康保険協会のホームページより)

これらの社会保険費用に前述した各種控除額を合計した額を所得1780万円から引くと、「課税される所得金額(課税所得)」はおおよそ1500万円程度になるかと思います(勿論、各人によって控除の事情も異なるので多少なりとも上下します)

この課税される所得金額から所得税が計算されます。こちらも金額によって割合が異なりますので要注意です。収入・所得が高い人ほど高額の税金となり、「確定申告」をして初めて高い税率に気がつき驚愕した人も多いことでしょう。日本では、課税される所得金額4000万円を超えると、税率はなんと45%です!!!

所得税の税率(国税庁のホームページより)

上記税率で計算した額は表の右にある控除があるので注意してください。控除後の金額が本来収めるべき所得税となり、会社から毎月源泉されていた税金を差し引いた額を追加納税(払い過ぎの場合は還付)となります。

年収2000万円の手取り」という意味では、上記以外に住民税(都道府県税、市町村税)が毎月の給料が源泉徴収されているので、これが200万円強あると思われます(住民税の額は毎年5-6月に会社(実際は各市町村)から送付され、上記課税所得を元に計算されています)

大雑把な計算ですが、「年収2000万円の手取りは」年収1200 - 1300万円のレベルになると思われます。どうでしょうか?多く感じますか、それとも少なく感じますか?

外資系転職 年収2000万円の生活

税金の話で少々暗い感じになってしまったので、明るい話題にスイッチしましょう。「外資系転職してエリートで優雅な生活」でも書きましたが、ここでは特に「年収2000万円の生活」をイメージしていただきたいと思います。

年収2000万円の生活 余裕という名の宝

まず何と言っても「気持ちに余裕」ができます。これが一番重要です(年収5000万円を超えた今でも当時の事を思い出します)。手取りで1200 - 1300万円ですので、月給に換算すると約100万円になります。間違いなきよう!「手取り」です。

勿論、ボーナスなども合わせた年収を単純に12で割った数値なので、本来の月給は75万円位にはなるでしょう。手取りで75万円ですから、日系企業在籍時と比べると相当余裕があることが分かると思います。

ここで決して生活を派手にしない下さい。もう一度言います。外資系に転職して年収2000万円を実現しても、年収2000万円なりの生活レベルにあげるのではなく、これまで通りの生活費レベルを維持してください。

私の場合は貯蓄した余裕資金を使って住宅ローンの早期返済(繰り上げ返済)をするのが楽しみでした。あの住宅ローン(私の場合は35年でした!)の返済計画書の紙の長いこと! 500万円を今返済するとここまでが無くなるのかっ!と嬉しい気持ちになった事を今でも覚えています。

年収2000万円の生活 お金に対する意識が変わる 

先にも書きましたが、年収2000万円になると確定申告が必要になります。そこで税金の仕組みを初めて理解する人も多いはずです。なんと多くの税金を搾取(あっ、いやお国の為の税金ですね。世の為、人の為の、、、)されているのだと。

そこでまず考えることは、各種「控除」を極力使うこと。最近では、「ふるさと納税」などをフル活用する方も多いようです。あとは「住宅ローン控除」などがあります。

また余裕資金を使って株式投資などに目覚める方も多いようですね。但し、リスクを常に意識しながら長期的視野になって投資をする事をお勧めします。間違っても「FX」などにのめり込まないで下さい!(FXが悪いといっているわけではありませんが、儲け続けるのは結構難しいです。私も数百万損したことがあります。

外資系転職 年収2000万円に求められるレベル

外資系企業で年収2000万円を実現する人材のレベル(求められる業務やそのレベル)はどのようなものでしょうか?

特別な技術スキルを持つエンジニアの場合は当てはまらない可能性もありますが、ビジエス系部署の場合、複数の部下を持ちチームをリードして会社に必要な重要なゴールを実現する、そういう立場(タイトルの例でいうとディレクター(Director)相当かな?)のリーダーが年収2000万円のレベルには多いです。

ここで反論もあろうかと思います。私は一人で業務をこなしているが年収2500万円は実現しているよ!と。それも事実かと思います。但し、外資系でさらに年収アップを目指す人達を応援したい田中としては、例え一人(部下がいない)で頑張って年収2000万円以上を実現している方にも、周りの関係者を巻き込む能力、良い意味でリーダーシップがあり、部下のいる・いないに関わらず組織に対してポジティブ・ループを作り出せる様な人材を目指すことをお勧めしたいと思います。

外資系企業に転職して、年収アップする為のその他の記事も参考にしてください

外資系の転職 年収2000万円で伸び悩む人達へ

ブログのタイトルを年収2000万へ!に変更しました。もはや年収1000万くらいだとめずらしくも無いかと思いまして、、、

ところで外資系企業に転職して年収1000万円(もしくは年収1000万 - 2000万円の間)を実現した方が、次の2000万円以上を目指そうとするしても中々達成できないケースを見ます。これは何故でしょうか? 私なりの見立てを述べてみたいと思います。是非参考にしていただき、さらに次の年収3000万円越えを目指してください!

年収2000万円レベル或いは年収2000万円以下で止まってしまう人

このレベルの年収の方の多くは月給が100 - 150万に加えてボーナスが数百万円だと想定します。仮に150万円だとすると、150 x 12 = 1800 万円で、Base Salaryだけで年収2000万近くいくことになり、普通に仕事をしていれば貰えるであろう数百万円のボーナスを追加すると、年収が2000 - 3000万円の間になるかと思います。

Base Salaryの見直しは大体1年に1回だと思いますが、そんなにドラスティックに変わることが無いとすれば(大半は数%の増減でしょう)、年収アップへの影響度が高いのは、ボーナスです(ここではストックオプションの話はボーナス評価と連動することとし言及しません)

ボーナスが高くなれば、そして高いボーナス即ちパフォーマンスを出しつづけてゆくことが出来れば、ストックオプションの増加で長期的な年収アップも担保できますし、短期的な年収アップも確保できます。

高いパフォーマンス = 高いボーナス

言うのは簡単ですが実現方法には様々あると思います。私が良く見る「評価されにくいパターン」「実現の難易度が高いパターン」を以下に挙げてみたいと思います。

年収2000万円以上が厳しい人のパターン(チェックリスト)

  • 何もかも自分ひとりで実現しようとする(Job Security, 又は他人と協調できない、しない)
  • チーム全体の方向性などを理解していない(理解していると思っているが実際は出来ていない)
  • 自分の役職レベルに凝り固まった考えと行動

「全般的に言えること」は、外資系なので当然そういう要素はあるのですが、課された自分のゴールを達成する為に、何もかも自分ひとりで進める、自分ひとりの世界(他の人には自分の領域に立ち入ることを許さない)を作り上げる、他の事は全く関係ないという意識で仕事をしている、、、そういった感じです。

外資系に慣れてくると、自分の高い給料が当たり前になってきます。そして、それが「自分が与えれたゴールを確実にこなし、自分だけの力によって成し遂げられた」との自信過剰にもつながり得るのです。

それは事実かもしれません。ただ、年収を2000万円台から3000万円台に上げる為には、意識の変革が必要です(断言!)良い意味で、周りを引き込む、チームにポジティブ・ループを作るタレント(人材)であることが必要です。

また「それは上の仕事でしょ」で終わってしまう人も残念です。確かにそれは事実なのですが(上の役職レベルで解決すべきこと)、その問題提起を上層部と議論をして現場に持ち帰り、自分たちのレイヤーで解決する機会を自ら放り投げてしまっているからです。

年収2000万円レベルで止まってしまう人の解決策

綺麗ごとばかりを言うつもりはありません。「俺は自分ひとりでも十分やっていける。年収アップも昇進も実現してみせる!」という方はどうぞ自分のスタイルを貫いて下さい。まれにそれでも昇進し高給を勝ち取る人がいるのも外資系です(社内に相当ポリティクスを持っている人など、、、汗!)

ただ同時に半期または年ベースで自分のおかれている状況を確認することもお忘れなく。確認とは、実際に自分の年収が上がっているのか? ボーナスやストックオプションの額は増えているのか?という点です。

今のタイトルのまま長い時間が過ぎている、上司と相談しても昇進の雰囲気もない、そういう貴方は意識を変え、仕事のスタイルを変えてゆくか、もしくは新しい職場へと転職を検討することをオススメします。

年収2000万円オーバーの外資系企業間の転職は簡単ではありませんが、需要が無いかといえばそんな事はなく、確実に存在します。様々な理由で外資系ではすぐにHC(Head Count) が必要な場合もありますし、事業拡大等の理由で人材募集するなど様々です。

ただ、そうやって年収を維持、もしくはツワモノは年収アップを果たして新しい外資系企業への転職に成功したとしても、数年経過すると同じ状況になっている場合が多いのだと思います。結局は、自分が変わらないと年収3000万円は見えてこず、年収2000万円台に留まってしまうでしょう。

もう一つの選択肢は今の会社で、意識や仕事のスタイルを変えることです。逆説的ですが、今まで「自分ワールド」でしか仕事をしてこなかった人が、周りの人を上手く巻き込んで仕事をし、いろんな意味でリバレッジがかかってくると上位層のマネージメントからも良く見えるようになります(今までがひどすぎた!)

そうすれば「個人として達成したゴール」で評価されることは勿論、その他の部分でも貴方の株は上がり、新たな(達成すれば更に評価される)チャレンジが貴方に舞い込むことになり、更なるジャンアップへの道筋が引かれることになるのです(👈 ここが重要です)

年収2000万円レベルから年収3000万円を突破するレベルに必要な事とは?

私はこのブログで「ポジティブ・ループ」という言葉を良く使います。自分の周りの人に良い意味で刺激を与え、その良い雰囲気が増殖してゆくイメージです。

言い換えれば、1+1=2ではなく、1+1=3(もしくはそれ以上)になるような働き方です。

外資系では個人に対するゴールは設定されますが、そのゴールはそれだけで閉じているものではなく、例えばチーム・組織、ひいてはLocal Office(日本店)として実現しなければならない事項にも直接的・間接的に結びついているのです。

そこで貴方が↑(最初の部分)の働き方をしているのと、ポジティブ・ループを作って仕事をしているのでは、雲泥の差が出てきます。貴方自身の業務が他の方の業務に良い意味で貢献し、またその逆ループもあるでしょう。

Job Securityを気にされている方は、気にしている以上Salaryが伸びない、と一度考えてみてください(現状、評価されていない人)そのSecurityを開放して、関係者を巻き込んでみて下さい。あれっ、自分が達成しようとしていたゴールが意図も簡単に(自分だけでやるよりもずっと楽に)近づいてくるように思えませんか?

自分のゴールに向かって頑張る、そして同時にそれがチーム・会社にとってどういう意味を持つかを考えつつ、周りの人を巻き込んでをポジティブ・ループを作ってゆきましょう!

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